大家好!Reikoです。
 
みなさんは台湾の「鬼月(グィユエ)」ってご存知でしょうか?
 

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これは台湾、中国、香港、マレーシアなど中華文化圏で古くから伝わる文化で、「鬼月」という期間は「亡くなった人たちの霊(鬼)があの世から人間界に戻ってくる月」と言われています。つまりは日本で言う「お盆」のこと。
 
旧暦で計算されているため、毎年期間は異なります。2015年は8月14日から9月12日の1ヶ月間。そう、先日終わったばかり!
 
旧暦7月1日に、陽間と陰間(陽間インチェン:人間界 陰間イァンチェン:亡くなった人の住む世界 /中国語)の間にある門が開き、鬼たちが陽間に戻ってきます。ここで戻ってくるのは祖霊だけではなく、誰も供養していない鬼(無縁仏)や悪い鬼(悪霊)も全て私たちのところに来ているそうです。
 
この期間中、その悪い霊はどうにか人間界に残ろうと、色々な悪さをするそうで、その対策として私たちはいろいろな禁忌(タブー)を守らなくてはなりません。
 
 
 
その1 引っ越し·結婚·お店を開く·家や車など大きな買い物は避けること。
お祝いごとや目立つ大きな行動は控えること。
 
 
その2 水のあるところには近づかない。
霊は水のあるところを好み、そこに集まるそうです。
なので8月の海遊びなどは台湾人は好みません。夏なのに、、。
海で泳ぐと霊に足を引っ張られ、地獄へ連れて行かれるそうです。
 
 
その3 洗濯物を外に干してはいけない。
外に干した際、洗濯物が乾く前の水分に霊が集まり宿い、さらにその洋服を人間が着ると霊が人間に乗り移ると言われています。こわっ。
 
 
その4 動物に無闇に触れない。
小さな動物に霊は宿りやすいので、捨て犬や捨て猫などは絶対に家に連れて帰ってはいけないそうです。
 
 
その5 外で使った傘を家の中では開かないこと。
外で傘を使用した際に霊は傘の下で休んでおり、傘を閉じた際は傘の中に霊を閉じ込めているそうです。なので家の中で開いてしまうと、霊が家の中に入ってしまいます。
 
 
その6 口笛やクラリネット、バイオリンなどを無闇に演奏しない。
悲しい音を思わせる楽器の音は霊が寄ってくるそうです。
 
 
 
そして、「鬼月」だからこそすることも。
 
それは、お供えものを大量に用意した拜拜(お祈り)です。

これは会社や自宅の前に机を設けて行います。鬼月にお供えする食べ物がたくさん!
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日本ではこういった文化はなかなか親しみないですが、台湾では若者からお年寄りまでしっかり言い伝えを守ったり、信じている方がとても多いのです。

 

私たち外国人はあまり気にせず生活してしまいますが、本当に多くの人が鬼月を信じているため、周囲の人に嫌がられるような行動は、この季節は控えるようにしないと、と。
 
昨年の鬼月の際、外に洗濯物を干してルームメイトに注意され、「郷に入っては郷に従え」ですよね~。
 
 
交通事故も起こりやすとされている「鬼月」の8月は、自家用車のお祓いをする人もいるそうです。

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そういえば去年「鬼月」の際、交通事故に遭い骨折した同僚に、他の同僚が「鬼月だから、しょうがないじゃん。」と言っていて、ちょっと驚きました。。
 
 
 
最後に台湾の面白いCMを1本!

体重を気にする貞子っぽいおばけちゃん。

でも家族がお供えものを用意して待ってる、、。

今年の鬼月も太っちゃう、、どうしよう、、。といったスーパーマーケットのCMでした!笑
 
 
 
(Reiko / 清水玲子)

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Reiko Shimizu

Reiko Shimizu

台湾 台北市在住。2013年に台湾へ渡り、私立淡江大学 語学学校で中国語を習得。現在は現地採用を経て台北市内の料理教室にて前職を活かし、パンのせんせい。まいにち美味しい台湾料理と焼きたてパンに挟まれて幸せ台湾ライフ〜。