Selamat siang! スラマッシアン!(こんにちは!)
インドネシア、ジャカルタのタクヤです。今回は月間特集の『海外で住むことへの責任』に関して。
インドネシアで危険を回避する方法とは?またその責任の所在は?
海外生活のシビアな部分に触れてみたいと思います。

 

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まだまだ危険の多い国 インドネシア


インドネシア、ジャカルタはここ数年で世界でもトップクラスのビル群に成長しました。
世界各国の投資も増え、国を挙げて先進国入りを果たそうと必死な新興国です。

しかし『危険』という観点で日本とインドネシアを比較した際には、間違いなくインドネシアでしょう。
先進国のアメリカやヨーロッパですら危険なんです。
新興国のインドネシアはそこまで整備できていません。

また同じ新興国や発展途上国でも犯罪の質も違うでしょう。
ナイジェリアやメキシコなどは殺人・暴行・麻薬・強姦などが多いですが、
インドネシアは殺人・暴力系はどちらかというと少なく、
その代りに多いのはスリ・置き引き・ひったくり・麻薬・汚職でしょうか。
麻薬に関しては所持や密輸で捕まったニュースが毎日のように流れています。
また賄賂や横領などお金に関連した汚職系犯罪が多いのもインドネシアの特徴です。
こうしてみると小さな犯罪は日常茶飯事ですが、危険度は他国と比べたら低い方だと思います。

しかし、以前インドネシアでテロがあったことを覚えている方もいらっしゃると思います。
2002年、バリのデンパサール国際空港近くの飲食店が爆破された事件ですね。
こういったこともあるので、まったく危険ではないかと言われればそれは疑問が残ります。

 

危険を避ける方法


これは簡単です。危険のある場所、タイミングを知り、それをどう避けるかを考えること。
僕はインドネシアに住んでから低所得者がよく乗るような小型相乗りバス、電車などを利用しています。
犯罪の起きるのは道端ではなく、こういう乗り物の中が非常に多いとのこと。特に朝のラッシュ時と夜。
かく言う僕も犯罪の標的になったことがあります。

 

インドネシア

インドネシアに着てすぐの頃、電車に乗っていたら後ろに人がぴったりついてきました。
自分の降りる駅でドアに近寄っていったら尻ポケットに違和感が…。
手で尻ポケットを押さえると人の手がありました。…あ、痴漢されたわけじゃないですよ?笑
急いで振り向くと20歳前後の男がポケットに手を突っ込もうとしていました。
尻ポケットには折り畳み式の財布を入れていたので危うく盗まれるところでした。

中にはバスの後方に座らされ、周りを数人に囲まれた後ナイフを突きつけられるケースもあるとか。
殺すつもりはないのかもしれませんが、恐ろしいですよね。

 

犯罪を避けるためにはどうしたらいいか?
一番いいのはそう言った場所に近づかない事ですよね。タクシーに乗るとか、自家用車に乗るとか。

でも僕みたいにお金ない人にとってはたかが500円のタクシー移動すらもったいなく感じています。
バス移動40円、電車移動20円ですからね!じゃあその場合はどうするか?
二番目に有効なのは一人で乗らないことです。インドネシアでは一人の方が断然犯罪の的にされます。

そして三番目に対処療法的なところでは、
・財布は別に用意して、小銭だけポケットに入れておく
・襲われた時用に額の少ない金額しか入っていない財布を持っておく
・携帯は安いものを一台ダミー用に持っておく
・ポケットの膨らむものはポケットに入れない
・リュックは乗り物の中では背中ではなく前にかける
・高価なものを取り出さない(iPhoneとか一丸レフとか)
・上のことを実行しつつもオドオドしない(堂々として慣れている感を出す)

こういったことが大事になります。

また現地の人の忠告はしっかり聞いておくことが大事です。
〇〇があるから気をつけて!〇〇には近寄らないほうが良いよ!
といった情報は現地の人でも気をつけるレベルなので、
僕らがその現場に遭遇したらひとたまりもないでしょう。

現地の人とのコミュニケーションを心掛けることに関しては、
同じくW.W.Jのライターである西アフリカガーナ共和国担当の小林愛鐘さんが
書いているのでぜひごご覧になってください。
 →海外での安全対策。「情報」が大切!(小林愛鐘さん記事)11月23日更新記事

こうやって犯罪に巻き込まれないことを考えていると、
海外で犯罪に巻き込まれた際の責任の所在もおぼろげながら見えてきます。

 

責任の所在は誰にある?


インドネシア

さて、上で話した私の例の様に、望まずして犯罪に巻き込まれてしまうケースはあります。
スリならばまだいいですが、先日のISISの人質問題のような国際問題に発展してしまうことも。
ではもし犯罪に巻き込まれた際には責任は誰にあるのでしょうか?
答えは簡単。もちろん犯罪を犯した人です。

しかし犯罪者に対して責任を追及できるとは限りませんん。
捕まえれば可能ですが、逃げられたらアウトですし。何より命の危険にも関わります。

では次に責任があるのは?海外に渡航したあなたです。
日本ではテロ関連もあり、海外渡航に対しての自己責任論が話題になりましたね。
テロに関しては自己責任を問うのは酷い!だったり、国に迷惑をかけるな!という様々な意見を見かけました。

ここで明言しますが僕は自己責任派です。
日本と海外を比較してより危険なところに行くのは自分の意思です。それが仕事であったとしても。
大きいことではテロや人質の恐怖にさらされること、
小さいことでは小銭を盗まれるのも防ぐことは可能なのです。極論行かなきゃいいんですから。
それでも行きたい、果たしたい使命がある、だから行くのだとしたらそこに自己責任は発生すると思っています。

もし人質奪還が国の最優先事項になったらそれこそ世界中の様々な国への渡航が禁止されるでしょう。
それは我々国民の権利を狭め、自由を奪うことにもつながります。それを誰が望むのでしょうか?

僕は海外就職賛成派ですし、それを応援する立場なのは間違いありません。
しかし危険があることも承知です。海外はそういうところです。
その上で海外での仕事、生活、勉強、そういったすべてを楽しんでほしい。

だからこそ自分の身は自分で守ってください。守る方法を学んでください。
もちろんインドネシアでの身の守り方はいくらでもお話できますのでお声かけください。

お金をかけて徹底して守ることも自由。
お金をかけずに対処で難を逃れるのも自由。
巻き込まれないために国内に留まるのも自由。
まあ国内にいたって巻き込まれるときには巻き込まれるんですけどね。

あなたは自分の守り方を知ってやりたいことをやる人生を選びますか?
それとも安全な柵の中でやりたいことを我慢する人生を選びますか?

 

IJTerminalはやりたいことを思いっきり頑張る人を応援します。
Sampai jumpa! サンパイジュンパ!(ではまた!)

 

 

Takuya Kato

PT.IJ Terminal (株式会社アイジェイターミナル)
ウェブサイト : http://www.ijterminal.com
Eメール : katou@ijterminal.com
電話: (+62)21-87784207 / 29840422
※ご質問の際には『W.W.Jを見ました』とご明記ください。

 

 

【この記事の関連】

インドネシアの住宅事情 ~2015版~ → コチラ

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Takuya
1988年横浜生まれ。現在インドネシア、ジャカルタ在住。 『日本の技術力で新興国の雇用とスキルを底上げしたい』という思いから、インドネシアでの起業を目標に渡航し、IJ Terminalを設立。 Facebookの申請はいつでもどうぞ! https://www.facebook.com/takuya.kato.1988