Selamat Siang! スラマッシアン!(こんにちは!)
インドネシアで人材紹介業を営むタクヤです。
前回の続きは次に回させて頂き、今回はタイムリーなテロについて考えたいと思います。

内容は大きく3つに分けまして、
・場所と状況
・ジャカルタの現在
・これからのこと
で書きました。

 

 

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インドネシア
銃を持ち、バイクに乗る警官

 

 

場所と状況


ジャカルタ爆破から丸3日が経ちました。
今回の爆破された場所ですが、スディルマンという地区で、
日本でいうところの丸の内にあたり、日本も含む外資系企業が集中している場所です。

最初に爆破されたスターバックスの隣のビルにはジャカルタジャパンクラブ(JJC)という日系コミュニティの事務所や多数の日系企業が入っているビルで、日本人が今回の被害者に含まれる可能性も大いにありました。
かく言う私達の会社も前日にJJCに行くかどうかの話をしていたところだったので、
もし運悪くその場に居合わせていたら…と思うと今でも他人事ではありません。

しかし爆発のあったモールは現在では古く、そんなに人が多く集まっているわけではありません。
人目を引くならグランドインドネシアやコタカサブランカなど(共に大規模で人が集まるモール)他はいくらでもあったでしょう。
あえてサリナデパートを爆破した目的はわかりませんが、私見では他のデパートよりは警備が緩いと考えたのではないかと思います。

 

 

 

ジャカルタの現在


インドネシア
画像引用:KOMPAS.comより

事の顛末は皆さんもニュースでご存知だと思いますので省きますが、
今のジャカルタはどうなっているのでしょうか?

いたるところでKami Tidak Takut(私たちは恐れない!)という文字を見かけ、
ツイッターでもよくつぶやかれていました。
そしてさらに2日たった昨日はすでに平常運転状態でした。

いつもの生活をいつもどおりに送り、
テロリストの挑発に力で立ち向かわない彼らの姿勢からは
テロに屈しない気持ちが伝わってきます。
これがインドネシアなりのテロへの反抗の仕方です。
それがKami Tidak Takutに込められているのだと思います。

 

 

これからのこと


怖いのはこれがきっかけで、今後ジャカルタを含むインドネシアが経済的にダメージを受けること。
旅行業、運輸業はもろにダメージを受けかねませんし、株化だって多少の動きがあります。
そうなれば心に傷を負い国民を失った彼らにさらなる追い打ちをかける形になります。

今僕らにできることは、今回の事件がジャカルタにとっていかに特殊なことで、
普段は平和に包まれた街であると伝え、今まで通りを続けることです。
今回のごたごたで何かしらの利権を得る人たちがいるわけで、
インドネシアを避け始めたらそれこそテロリストの思うつぼですね。

ただし今まで通りにするためには
日本にいる人たちが本当のジャカルタを知らなければなりません。
知らなければ『よくわからないし怖いから避けよう』という心理が先に来てしまうからです。

日本ではインドネシアのニュースを耳にするのは
何か悪いニュースがあった時と面白いことがあった時だけでしょう。
(これは伝えるメディア側の問題でもありますが…)
そのため具体的なイメージが湧かず、
・発展途上国なんでしょ?
・危険なんじゃないの?
・バリ島しか知らないな~
・ジャカルタってどこ?
といった言葉が平気で出てくるんです。

また日本ではまだまだ『イスラム教=謎で怖い宗教』という印象が残っています。
これも先に挙げたメディアの伝え方によって作られたイメージでもあります。

別にFacebookで国旗カラーのトップ画像にしてほしいわけでも、
『~を祈りします』的な書込をしてくれとかそういうことではないんです。
まずはインドネシアやイスラム教について正しく知ることから始めてほしいんです。
そしてインドネシアが気持ちを一つにするところを見ていてほしい。

それさえできればインドネシアはテロなんかに負けません。

どうかインドネシアを『傷ついた東南アジアの一国』で終わらせないでください。

 

 

これからもインドネシアの情報を様々な視点から発信し続けますので、
どうぞよろしくお願いします。

Sampai jumpa! サンパイジュンパ!(ではまた!)

Takuya Kato

 

 

PT.IJ Terminal (株式会社アイジェイターミナル)
ウェブサイト : http://www.ijterminal.com/
Eメール : katou@ijterminal.com
電話: (+62)21-87784207 / 29840422
※ご質問の際には『W.W.Jを見ました』とご明記ください。

 

 

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Takuya
1988年横浜生まれ。現在インドネシア、ジャカルタ在住。 『日本の技術力で新興国の雇用とスキルを底上げしたい』という思いから、インドネシアでの起業を目標に渡航し、IJ Terminalを設立。 Facebookの申請はいつでもどうぞ! https://www.facebook.com/takuya.kato.1988