ハムジャンボ!ケニア担当ライターの凡です。
前回に引き続き、今回もケニアのお金の面をご紹介します。

今回はケニアの物価についてご説明します。
そしてちょっと気になる給料事情もお伝えしちゃいます。

なんとケニアの物価上昇率は2011~2014年で30%も上昇しています。
高成長続きでアフリカの中でも経済水準の高いケニアのお財布事情はいかに。

SPONSORED LINK


1)意外と高い!首都ナイロビの物価!!

Kajiado, Kenya. 2010

Photo credit: World Bank Photo Collection via Visualhunt.com / CC BY-NC-ND

アフリカは物価が安い!っというイメージがあるかも知れません。
が、実はそうでもないのが現実です。

特に首都ナイロビの物価はハンパないです。

未来世紀ジパングなどで取り上げられていたこちらの料理。
丸亀製麺が手がける”テリヤキジャパン”の照り焼きチキン弁当です。

IMG_1511

こちらのお値段はなんと約710円!!(700Ksh)
通常は500円からで、トッピングや付け合わせしだいで値段は変わります。

日本とあまり変わらない水準にもかかわらず、ランチタイムには長蛇の列!
ケニアのオフィスワークではランチに500円くらいは普通なのです。

少し離れた野外レストランでもやはり1食300円は必要になります。
ちなみにケンタッキーも平均700円くらいします。

東南アジアの感覚したら驚かれるかもしれません。

タマゴは1個15円くらいですで、そんなに日本と変わらないですね。
ビールは500mlで約160円からで、バーなどで飲むと1本約250円くらいします。

ナイロビに住もうと思うと、家賃も約5万円からは普通にかかります。
もちろんワンルームというわけではありませんが。

お金のある人は十数万円の家具付きマンションに住むのは当たり前となっています。


2)イメージ通り?ケニアの地方の物価!!

IMG_1602

さて所変わって地方に目を移しましょう。
恐らく地方の物価の方がイメージに近いのではないでしょうか。

・トマト:4個 約30~50円
・キャベツ:1個 約100円
・紫玉ねぎ:4個 約20円
・じゃがいも:4個 約20円
・にんじん:3本 約20円
・牛肉:1kg 約400円
・鶏肉:1羽 約500円
・お米:1kg 約150円

外食はだいたい100〜200円くらいが相場です。
もちろん安く済まそうと思えば50円くらいで食べられます。

地方と都市部ではやはり物価が3~5倍程度は変わるように思います。

一方で、地方の方が物価が上がるものもあります。
炭酸飲料水やビール、プラスチック製品など都市部から運んできているものですね。

家賃は長屋に住んで月3000円くらいから。
著者の住んでいた家は3DKで月10000円でした。


3)暮らしていけるの?ケニアの給料事情。

d (9)

Photo credit: klndonnelly via Visualhunt / CC BY

お待たせしました(?)
ケニアの給料水準についてご説明します。

給料が高いのはやはりビジネスマネージャーや医者などです。
1ヶ月20~30万円くらいはもらっているそうです。

銀行員も結構羽振りがよさそうです。
著者の隣人はキレイな日産の軽自動車を保有していました。

続いて県庁や市役所に勤める役所(公務員)では1ヶ月7~10万円くらいかと思います。
この中にはイベント参加時にもらえる参加費(アロウアンス)なども含まれます。

行事やイベントに参加すると、食事が出てお金ももらえるというちょっと不思議なケニア。
これはかなりのカルチャーショックでした。。。

また公務員は全国転勤する場合もあるので、その場合は住居手当ももらえるみたいです。

同じ公務員でも学校の先生は月3~4万円くらいだそう。

ケニアの若者に人気のある職業が”マタツのコンダクター”と”バイクタクシー”です。
どちらも月30,000円くらいと言われています。

ただピキピキと呼ばれるバイクタクシーは個人事業主です。
ガソリンなどの費用や購入時のローンなどがあるので、手元に残るのは少ないみたいです。

ここまでいい話をしましたが、ケニアで最も多い農家に人たちの給料は・・・
1世帯収入で月10,000円前後だそうです。
もちろんこれよりも少ない所もあります。

食費はかからないでしょうが、子供を学校に行かせるとなるとかなりきつい水準です。
しかも最近は気候変動の影響で、家族が食べられるだけの野菜も実らないこともあります。

物価が上がっている中、ケニアの大半の人々はかなり厳しい生活を強いられているのが現状です。


以上がケニアの物価と給料についてです。
イメージ通りでしたでしょうか。

ケニアは経済発展と同時に広がる格差が大きな課題となっています。
華やかな都市部と貧しくなる地方との差は開く一方なのが現状です。
国民の半分が貧困状態にあるという統計もあるほど。

学歴社会であるケニアでは、若者は小学校に入る前から一生懸命勉強をしています。
そんな若者のパワーが将来的に地方経済に還元される時、ケニアは本当の意味で強い経済大国になれるのかも知れません。

そしてその時は、そんなに遠くないような気がしています。

※本内容はあくまで2015年時に行った個人的なヒアリングによるものです。公式な数字ではないことをご了承ください。


39d7d91a126e35e9bed559645129c26a

原文元:Africa Quest.com

The following two tabs change content below.
Hiroshi Yokoyama
87世代のうどん県民。アフリカWebメディア『Africa Quest.com』編集長。2013年に青年海外協力隊としてケニアに渡航。在任中にケニアでモノ作りの会社を立ち上げる。現在は開発コンサルで働きながら、Webメディアの運営、国際アドボカシー団体FAVLIC設立会長、任意NPO SignPost共同代表を務める。