Memawoakye!!(メマヲマーチ!!)

西アフリカのガーナ共和国からおはようございます。

 

久々の更新となってしまいごめんなさい!

元気に生きています、青年海外協力隊の小林です。

 

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さて、海外就職を考えている人にとって、その国の文化を知るってとっても大切ですよね。

国が違えば価値観も違う。

相手の文化を知る、尊重する、うまく付き合う。これ怠っちゃいけない!

ガーナに来て仕事をしたいという人はまだまだ少数かもしれませんが、ガーナで意識しておきたいことをまとめてみます。

尚、私の主観的な意見も多分に含まれていますのでご了承ください。

 

右手を使いましょう

これはガーナのみならず、多くの国で言えることかと思いますが、基本左手を使ってはいけません。

左手は不浄の手と考えられているようです。

嘘か本当か、私のホストマザーは「トイレでお尻を拭くのが左手だからよ」と笑っていました。

人に何かを渡す際、ご飯を食べる際には右手を使いましょう。

 

もし、ご飯を食べている時(フォークやスプーンを使わず素手で食べることが多いので、右手が使えなくなります)に人に何かを渡すなんていう場面になったら、右腕を左腕の下にクロスさせて支えながら、「Sorry」と言って左手で渡してください。

 

 

食事の時は周りの人を気遣いましょう

自分が食べる時はその場に居合わせた人に

「You are invited.」と言うのが礼儀です。

あなたは招待されています、つまり一緒に食べようよと誘うのです。

しかしこれは挨拶の一種みたいなもので、声をかけられた人は

「Thank you. Eat for me.」

ありがとう、私の分も食べてね!

と返すのが定番です。

 

また、食事の時には必要以上に喋らない。

ガーナの人々は、肌が白い私を見つけるといつも興味津々で寄ってきてあれやこれや質問してくるのですが、いざ食事をしようとする時にはささっと遠ざかって静かに食事ができる環境にしてくれます。

もちろん全く喋るなという訳ではありませんが、食べている人がいたら気を遣うようにしましょう。

 

 

挨拶がとても大切です

これは日本人と同じ感覚ですよね!

挨拶をきちんとできる人は信用されます。

現地語で言えばさらに盛り上がりますが、若い人は大抵英語で挨拶を交わすので英語でも構いません。

 

例えばオフィスに入ったり、道ばたで井戸端会議している知り合いに行き会ったら、こちらから挨拶するのが通常です。

丁寧に一人一人と握手を交わして全員に挨拶します。

毎回とは言わないけど、これ割とみんな律儀にやっています。

話し込んでいるとしばし中断せざるを得なくて、面倒くさいな〜なんて思うけど、挨拶を大切に思うガーナ人ならでは、の文化ですね。

 

ちなみに日本と違うところと言えば、「How are you?」と相手の状態を必ず心配してあげること!

これも挨拶の一部と考え声をかけるようにしましょう。

 

 

宗教の力が大きい

私の住むガーナ南部はクリスチャンが多数派を占める地域です。

(ムスリムも多く見られます。1つの街に教会とモスクが共存しています。)

宗教の力は大きいです。

会話の中にもGod(神様=イエスキリスト)という言葉が頻出します。

「元気—?」って聞けば「神のおかげで元気だよ」

仕事がうまくいかない時は「神よ我を導きたまえ」

励ます時は「きっと神があなたを助けてくれるから!」

一度私が乗り合わせたバスが、他の車と衝突しかけたことがあったのですが、危機を感じた乗客が咄嗟に「ジーザスクラーイス!!!」と叫んだのには思わず笑ってしまいました。

仕事の進みが遅かったりすると、「神様神様言ってないで自分で動かなきゃ状況は変わらないでしょ?」なんて思わず言ってしまうこともありますが(日本人の感覚からすると涙が出そうなくらい正論だ・・・)、彼らの宗教観を尊重しつつうまく付き合わなければ、と思う日々です。

 

いつも面倒くさいなと思うのは、クリスチャンではないと言っているにも関わらず、「あなたもキリスト教を信仰しなよ」としつこく言われることがあること。

ガーナに来た当初は、あまり反論するのも良くないかななんて思っていたので、初対面の人に道のど真ん中で20分間も勧誘されるなんてこともありました。

その人には全く悪気がないのがまた厄介で。

あなたのことを思って勧めているんだから、という善意の行動なんですよね。

こういう時は相手にもよるかもしれませんが、きっちり説明するようにしましょう。

外国人と話す機会なんてほぼないから、他の宗教のことだってよく知らないんです。いざ自分の宗教観を話してみたりすると、わりと質問攻めにあったりして、みんな興味はあるんだなと思います。でも最後は「いやでも神様は、ジーザスクライスしかいない!」とまとめられてしまうんですが。笑

 

私は「クリスチャンに改宗する気は今のところないけど、あなた方の信仰を尊重しているよ。」とはっきり言うようにしています。

あまりにしつこい時は、「誰も私に宗教を強要することはできないよ、そんな権利ないでしょ、もうやめて。」と言います。

きっぱりとした態度で臨むことが大切です。

 

 

侮るなかれ、雑談力

上司と打ち合わせたいことがあり、会いに行くとします。

日本ではどうするでしょうか。

忙しい上司にあまり時間を使わせないように、用件はなるべく端的にまとめて。

事前にメールで書類を送って読んでもらっておいて、会った時に短時間で効率的に話せるように、という配慮まで普通にするかと思います。

 

しかし、ここはガーナ。

上司との会話は「How are you?」から始まり

日本にいるご家族は元気かい?

ちゃんと連絡している?

ホストファミリーは元気かい?

ガーナにいる日本の友達は元気でやってるかい?

最近仕事の進み具合はどうだい?

今日何食べたの?

またバンクーとオクロシチュー?それ、ほんと好きだよね。

 

てな感じです。これを毎回やります。笑

すごいでしょ。日本でやったら怒られそう。

少し面倒くさい気もするけど、声をかけられたらなるべく止まって雑談しましょう。

ガーナにおいて、雑談はとっても大切。

人々はこういう会話を本当に大切にしていて、私はそういうガーナが好き。

とっても豊かだなと思います。

私自身特に用事がなくても、職場(郡役所)の色々な部署を覗きに行ってコミュニケーションを取るようにしています。

相手がそんなに忙しそうじゃないからできるんですけどね!

むしろ暇そうにしているので、会いに行くと喜ばれます。

でもこれが後々自分の仕事のため情報が欲しかったり、コピー機を使わせてもらいたかったり、いろんな時に協力してもらえる秘訣なんです。

 

 

ガーナ流ジョーク、上手に付き合いましょう

初対面でも「結婚して」「お金ちょうだい」「日本から何持ってきてくれたの?」

ちょっと旅行してきたんだ、と言うと、「お土産何持ってきてくれたの?」

ガーナで生活していると、これらガーナ流ジョークの洗礼にあいます。

可愛いジョークじゃん!と思われるかもしれませんが覚悟して臨んでください。これが1日に3回も4回も毎日毎日、それも全部違う人から言われると、だんだんイライラもしてきます。あくまで私の主観ですが。

面白い切り返しを考案して自分も楽しむのが一番いいでしょう。どうしてもしんどい時は「それジョークって知ってるけど、嫌いだから私には言わないで。」と意思表示しています。

 

 

魔法の言葉「マッチョー!!!

私より前にガーナに来て活動をしている、先輩の隊員さんと話す機会があります。そこで耳寄りな情報をゲット。

ガーナ人男性は「マッチョー!!!」に弱いらしい。

え、マッチョって英語?

辞書を引いてみると

macho<スペイン語>と書いてある。

そうだったんだ・・・

実際に値段交渉の際など、「マッチョー!!!もうちょっとまけてよ」をやってみると、かなりデレデレして値引きしてくれます。個人差はありますが。すごいぞマッチョ。

 

思えば負の遺産、奴隷貿易に使われていた要塞を見に行った時も、ガイドさんが

「白人は我々の強靭な肉体に目をつけて、奴隷貿易を始めたんだぞhahaha」

と豪快に笑っていて、なんかあまり悲しい気持ちになれなかったという思い出があります。

 

あと食べ物を勧める時も

「たくさん食べて俺/私のように強くならなきゃダメだよ」

と言われる。

みんな自分の身体の強さを誇りに思っているのだ、とつくづく思う毎日です。

 

 

基本姿勢は「信じない」

最初に言っておきますが、これは人柄や性格を信じないって訳じゃないですよ。

ガーナ来てから騙されたとか、悪意を持って何かされたってこと全くないです。

本当にみんな人がいい。

 

じゃあ何を信じないかって、

「明日◯時に会おう」「これやっておくから」

の類ですね。まず信じてはだめです。

がっかりしたくないし、イライラしたくない。

だから基本姿勢は「信じない」。

ネガティブに聞こえますか?

いやいやこれ、すんごくポジティブなんですよ。

信じなきゃ早めにリスク回避に動ける。

 

「あれ貸してくれるって言ったけど、信じない!」

と考えて3〜4軒違う人にも聞いておく。

「明日までに終わらすって言ったけど、信じない!」

と考えて1週間は早くから動いておく。

 

すごくいい訓練になります。

日本人としてやっぱり時間を守らないのには抵抗があるので、もう待つこと覚悟で時間通りに行きます。

その代わり暇つぶしのレパートリーを増やしておきます。

本やPCは必須です。

近くの子どもたちにちょっかいを出したり、ミニ折り紙講座までやっちゃいます。

「待ち上手」になったと思います。

 

そういう自分も悪くないかな!

ということで基本姿勢は「信じない」

 

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待ち時間で日本語講座!

 

長文、最後までお読みいただきありがとうございました。

この5ヶ月間文化の違いに揉まれながらも、こんな気づきがありました。

需要はほとんどないかもしれませんが、ガーナの空気感を少しでも感じてもらえればいいな!と思っています。

観光名所等まだまだ乏しいガーナではありますが、ガーナの人々と話して文化を感じるだけでもとっても楽しいと思いますよ。

是非お越しください〜^^

 

また来週!!

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Akane Kobayashi

Akane Kobayashi

大学を卒業後、2015年9月末から、27年度2次隊として西アフリカのガーナ共和国に赴任。職種は何でも屋さんのコミュニティ開発。専門性がないことを専門にしたい。幸せを感じるのは、会いたい人に会って行きたい場所に行くこと。ビールも日本酒も大好き。