Selamat siang!スラマッシアン!(こんにちは!)
インドネシア、ジャカルタで人材紹介業を営むタクヤです。前回の記事で僕自身に起きたビザのトラブルについて書きました。
今回はその続きで、安全なビザ取得方法、業者選び、トラブル回避方法について書きたいと思います。

 

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ビザの取得は誰が行う?

インドネシア
僕が以前とったマルチプルビザの一部です。個人情報等は多少隠してあります。

 

ビザの取得に関してですが、まずほとんどの方が会社・学校に任せると思います。
もともと何かの都合でインドネシアに来る方は何かしらの組織に所属するのではないでしょうか。そういった場合にはその組織がビザを用意してくれるのがほとんどです。(留学制度によっては自分で学生ビザを取れと言われる場合もあるようです。)
この場合には学校や企業に任せておけるので自分は何もしなくていいという一番楽なパターンですね。

しかし所属先がない場合には業者を使うか自分個人で取得しなければいけません

例えば
・1ヶ月以上の長期旅行をしたい場合
・個人事業主やフリーランスとしてインドネシアでプロジェクトがある場合
・インドネシアで起業をしたい場合
・老後をインドネシアで過ごしたい場合

等です。
ただし僕としては個人取得はあまりオススメしていません。

 

ビザの個人取得がオススメできない理由

ビザの個人取得は確かに手続き費用が安いため、魅力的に映るかもしれません。
しかしオススメしませんと書いたのにはいくつかの理由があります。

手続きが繁雑

インドネシアのビザは手続きが非常に繁雑で有名です。もし日本で外国人がビザを取る場合、言われたとおりにやれば条件を満たしている限りみんな取れると思うのですが、インドネシアでは違います。
必要書類を知りたければ来い。といったスタンスです。しかもその場で全部を教えず、小出し小出しで教えるのが憎たらしいです。
さらにお金を渡せばちょっとのミスは許してくれるらしく、本当に金が物を言うようです。笑
また朝早くから何度も足を運ばなければいけないため面倒くさいです。

ビザの種類が多い

インドネシアは長期滞在に対し、様々な種類のビザがあります。自分の渡航目的や期間、その内容によってビザを取らなければいけません。

例えば仕事をするためのビザでも目的によって
・就労ビザ
・シングルビザ
・マルチプルビザ
・社会文化ビザ
・調査研究ビザ

など様々な種類があります。これは仕事の内容や行き来の回数によって違うので、うっかり違う目的のビザを取得して仕事をしていたらイミグレーションに捕まった!なんてことになりかねません。

イミグレーションの汚職

以前の汚職の記事でも書きましたが、インドネシアは汚職の宝石箱です。イミグレーションはその最たる例でしょう。特にインドネシアで働く僕らにとっては天敵ともいえる存在ですね。彼らは様々な方法でアンダーテーブル(いわゆる袖の下、賄賂)を要求してきます。

・入国審査時にかからないはずの入国料をその場で請求してくる(執筆現在、日本国籍者の到着ビザはジャカルタ、バリ、バタム島では30日間無料、その他では35US$の支払いが必要です。)
・個人でのビザ取得時、金を渡さないと何か月もたらい回しにされたり、書類不備で差し戻される
・ゴルフのプレイ中にやってきて、パスポートを持っていないことを理由に金を要求
・ビザの申請中に突如やってきて働いていると認定し金を要求(パソコンを開いているだけでもアウトとか…さじ加減はイミグレーション次第だそうです)
・長期滞在ビザでの渡航の際、働いていると攻め立て別室に呼びつけ金品を要求

等々、あり過ぎて書ききれません。インドネシアに住む日本人に聞いてみればそれぞれが仰天エピソードを持っているんじゃないかというくらい多いんです。ちなみに50~100万円くらいの金額をとるのだとか・・・恐ろしい!

一番怖いのは2番目の差し戻しです。
ビザの期限が近いにもかかわらずこれをやられると延長料金として一日当たり○○円(聞いた方法ですと日ごとに2000円近くだったはずです。)、最悪の場合国外退去もあり得ます。
何かしらの目的があってインドネシアに来たのにそれが達成できずインドネシアを嫌いになっただけなど、もったいない話です。

手続きも人によって違う、金額もいくらかかるかわからない、期間もわからない・・・それならいっそのことちゃんとした業者に任せましょう。個人取得がいかに面倒で不確定かわかって頂けましたでしょうか?

 

ビザ業者の選び方
~ メリット、デメリット、確認すること ~

個人のビザ取得の面倒臭さがわかって頂けましたでしょうか。それでも個人でとりたい場合にはぜひチャレンジしてみてください!それはそれで貴重な経験になると思います。ちなみに結果報告して頂けるととても嬉しいです!笑

さて、個人取得を断念されたあなた、取得に当たっての選択肢とそれによるメリット、デメリットを知りたくないですか?
僕のわかる範囲で情報を以下に書いておきます。

日系企業を探す

いわゆる日本企業のインドネシア支店といったところでしょうか。やはり日本人が対応してくれるのは一番安心できますね。
●メリット
・日本語で相談、トラブル対応ができる
・日本に本社がある分対応が丁寧

●デメリット
・金額が高い(主に人件費だと思われます)

●確認する事
・その会社が手続きをしてくれるのか、それとも下請けに任せるのか要確認
・下請けならその会社が期限等をちゃんと守ってくれるか、金額が変わらないかを確認
・必要書類、書類を渡すタイミング、お金を払うタイミング、国外に出るタイミング等を入念にチェックし、書類もしくはデータでもらっておくこと(これはどのパターンでも必須です!)

現地企業を探す

インドネシア人(もしくは日本人以外の外国人)がやっている業者を指しています。言語面に不安がなく、報連相を自分できっちり管理できるのであればこちらもいいでしょう。中には日本人を雇っている現地企業もあるので、確認してみるのもいいでしょう。
●メリット
・金額が安い

●デメリット
・日本語で相談、トラブル対応ができない場合が多い(中には英語もできない場合がある)
・報連相が遅いので自己管理が必要
・金額は書面にしないといつの間にか上がっている場合があるので注意
・個人情報の管理に疎い会社もあるので注意

●確認する事
・以前日本人のビザを扱ったことがあるか
・上記を扱ったことがあればそれはどんな人だったか(ここで個人情報を開示してしまう業者は選んではいけません)
・お金を払うタイミング(全額先払いは絶対に止めましょう!なぜならそれで僕が失敗しているから。笑)
・書類や情報を渡した場合には一筆書いてもらう、若しくはメールで履歴を残すこと(ないと揉めたときに不利になります)

信用できる人に業者を紹介してもらう

●メリット
・広告には載っていないが安くて良い業者である場合が多い(個人の引き合いが多いため広告がいらない)
・日本語ができるスタッフがいる等、条件を付けて探せる

●デメリット
・信用しすぎると痛い目を見る(あくまで紹介なので金だけのつながりの場合もある)
・トラブルがあった時に知り合いとも気まずくなる

●確認する事
・どういう経緯での知り合いなのか
・紹介者は実際に業者を利用したことがあるか
・もし利用していたのであれば、その業者のマイナスポイントはどこか(事前に知っていれば対策できるという意味で)

以上、業者の選び方を列挙しました。あなたにあっているのはどのタイプでしょうか。
ちなみにもし必要ということであれば、安心できるビザ業者をお伝えすることも可能です。ご質問等があればいつでも仰ってください。同じ日本人同士みんなで助け合いましょうね!

 

 

いかがでしたでしょうか。
インドネシアで何かをしようと思ったら必ずついて回るビザの問題。
できるだけビザに振り回されることのないよう、自分のやりたいことに集中できるよう、無事に取得できることを祈っています。
インドネシアでの転職、就職相談、ビザ相談は安心できるIJTerminalにお任せください!

Sampai jumpa! サンパイジュンパ!(ではまた!)

 

Takuya Kato

PT.IJ Terminal (株式会社アイジェイターミナル)
ウェブサイト : http://www.ijterminal.com/
Eメール : katou@ijterminal.com
電話: (+62)21-87784207 / 29840422
※ご質問の際には『W.W.Jを見ました』とご明記ください。

 

 

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Takuya
1988年横浜生まれ。現在インドネシア、ジャカルタ在住。 『日本の技術力で新興国の雇用とスキルを底上げしたい』という思いから、インドネシアでの起業を目標に渡航し、IJ Terminalを設立。 Facebookの申請はいつでもどうぞ! https://www.facebook.com/takuya.kato.1988