シンガポールのチャンギ空港は海外旅行で訪れたり、経由したことのある方も多いと思います。世界ナンバーワンにも選ばれたことのあるアジア最大級の空港ですが、今回筆者はインドネシアライターのTakuyaが勤務しているジャカルタへ向かうため、フィリピンのマニラからチャンギ空港を訪れ深夜のトランジットで約8時間滞在しました。どのようなサービスが入っているでしょうか?

 

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シンガポールを初めて訪れる方が良く気にされるのは、空港から市街地までの距離感と交通機関、またその料金相場であると思います。また海外でのビジネスに関わっている方にとってはシンガポールが経由地となり、数時間の滞在で何ができるのか気になるところでもあります。

 

チャンギ空港はとてつもなく広い!

シンガポールのチャンギ国際空港は東南アジア有数のハブ空港として知られています。また毎年様々な賞を受けており、世界最高の空港にも選ばれた事があります。奇しくも筆者は今回、「世界最悪」に選ばれたことがあるフィリピンのマニラ国際空港(NAIA・MNL)から「世界最高」に選ばれたチャンギ空港に向かいました。その充実度、清潔さ、全ての面でチャンギ空港が上回っていました!唯一マニラが勝てるとすれば物価でしょうか。それは空港の評価とは関係ないですが・・・

 

さて、そんなチャンギ国際空港ですが本当に広いです。現在ターミナルは3つありますが、来年2017年にはターミナル4がオープンする予定。ものすごい数の便が24時間離発着しており、利用している人々の国籍の豊かさにも驚かされます。ターミナル間は繋がっているので全て徒歩で移動できるのですが、広すぎて現在地がわからなくなることもあります。このようなケースで渡航者の助けとなるのがこのタッチパネルです。次に搭乗する飛行機のボーディングパスをかざすと、現在地からどのように搭乗ゲートへ向かえばよいのか、また徒歩で向かった場合の推定時間まで表示してくれます。このパネルは空港内に複数設置されているので、万が一迷ってしまった場合はパネルを探してみましょう。

以下の動画は筆者が実際にこのパネルを使ってみた映像です。道筋が表示され、最後には時間とゲートの番号を表示してくれました。 このようなサービスも含めて世界最高の空港と言われるのかもしれませんね。

 


When I lost the way in Changi airport 

 

右肩上がりの利用者数

毎年ぐんぐんと旅客数が伸びているチャンギ空港。国の一大プロジェクトで建設された空港はその実績を毎年更新しています。10年前から比べると2300万人程度旅客数が増えており、成長スピードにも驚かされます!

 

運営統計
旅客数 旅客数
前年比
貨物取扱量(トン) 貨物取扱量
前年比
発着数 発着数
前年比
1998 23,803,180 増減なし 1,283,660 増減なし 165,242 増減なし
1999 26,064,645 増加 9.50% 1,500,393 増加 16.8% 165,961 増加 0.43%
2000 28,618,200 増加 9.79% 1,682,489 増加 12.1% 173,947 増加 4.81%
2001 28,093,759 減少 1.83% 1,507,062 減少 11.6% 179,359 増加 3.11%
2002 28,979,344 増加 3.15% 1,637,797 増加 8.67% 174,820 減少 2.53%
2003 24,664,137 減少 14.9% 1,611,407 減少 1.63% 154,346 減少 11.7%
2004 30,353,565 増加 23.0% 1,775,092 増加 10.1% 184,932 増加 19.8%
2005 32,430,856 増加 6.81% 1,833,721 増加 3.30% 204,138 増加 10.3%
2006 35,033,083 増加 8.02% 1,931,881 増加 5.35% 214,000 増加 4.83%
2007 36,701,556 増加 4.76% 1,918,159 減少 0.69% 221,000 増加 3.27%
2008 37,694,824 増加 2.70% 1,883,894 減少 1.81% 232,000 増加 4.97%
2009 37,203,978 減少 1.30% 1,633,791 減少 15.3% 240,360 増加 3.60%
2010 42,038,777 増加 13.0% 1,813,809 増加 11.0% 263,593 増加 9.66%
2011[45] 46,500,000 増加 10.6% 1,870,000 増加 3.14% 301,700 増加 14.4%
2012[46] 51,181,804 増加 10.0% 1,806,225 減少 3.41% 324,722 増加 7.63%
2013[47] 53,726,087 増加 4.97% 1,850,233 増加 2.43% 343,800 増加 5.87%
2014[48] 54,093,070 増加 0.75% 1,843,799 減少 0.34% 341,386 減少 0.70%
2015[49] 55,448,964 増加 2.50% 1,853,087 増加 0.50% 346,334 増加 1.44%

出典:シンガポール・チャンギ国際空港 – Wikipedia

 

チャンギ空港の主要施設を見てみよう

 

http://www.changiairport.com/etc/designs/cag/clientlibs/map/img/landing.png

 

上の画像は空港内の地図です。トランジット中に一度入国される方は各ターミナル内に両替所があり、深夜まで営業しています。前述の通り2016年時点でチャンギ国際空港には3つのターミナルがあります。これらのターミナルは繋がっており徒歩で移動することができますが、昼間の時間帯であればシャトルバスやスカイトレインと呼ばれるモノレールのような乗り物で簡単に移動することもできます。いずれも利用料は無料です。時間帯や詳細については以下の公式ページをご覧ください。英文のページですが、英語が苦手な方であっても利用可能な時間帯など必要な情報は取得できるかと思います。

 

www.changiairport.com

 

トランジットで数時間の余裕があるは是非空港内を色々と見て回られることをおすすめします。また、トランジットエリア全域では空港の無料Wi-Fiが利用できますので、渡航先の情報収集にも便利です。お土産購入のための免税店等ショッピングはもちろん、驚きの施設も沢山!その中で主要な施設を以下でご紹介します。

 

トランジットホテルと有料ラウンジ・映画館もある!

 

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チャンギ国際空港を特にトランジットで数時間だけ利用する方にぴったりなサービスはトランジットホテルと有料ラウンジです。トランジットホテルは仮眠を取りたい場合に、有料ラウンジはシャワーなど簡単にリフレッシュしたい場合に使います。トランジットホテルは筆者が訪れた際には最短6時間利用〜でしたので、滞在時間がそれ以下の場合には有料ラウンジを使うことになりそうです。10時間前後待ち時間があるとトランジットホテルを使う選択肢が出てきます。

 

 

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次におすすめなのは無料映画館です。こちらは基本的に24時間運営されていて、ドアも開かれているのでいつでも入退場できるようになっている気軽な場所。上の写真には時計が朝6時23分と表示されていますが、もちろんこの時間もしっかり上映中でしたよ!

 

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映画館は100人弱のシートがあります。場内は非常に清潔な印象を受けました。ちょうど清掃の方が作業をされており、細かなゴミまで回収していました。空港の有料ラウンジを使うまででもなく、少しゆっくりしたいという方は無料映画館も是非利用してみてください。

 

チャンギ空港の食事は中華料理がおすすめ

 

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チャンギ国際空港に夜中の到着でトランジットの待ち時間がかなりある場合、夜食が食べたくなってきます。空港内にはスターバックスなどのカフェ、小さな喫茶店などがありますが、筆者がおすすめしたいのは中華料理です。もちろん中国に近いことで地元の料理が美味しい=おすすめ、というのが最も大きな理由なのですが、フィリピンから訪れた筆者がチャンギ空港で驚いたのは職員の方々が話す英語の発音です。ほとんど中国語のイントネーションで英単語をドドドッと話す感じなので、イントネーションがかなりバラバラです。その瞬間にある意味「たぶん中華料理が美味しいな」と筆者は感じ取りました。

空港の中というのは概して外部よりもモノ・サービスの値段が高いものですが、簡単な中華料理であれば400円程度で食べることができます。他の食べ物が高いので、この値段は十分満足。ターミナルを歩き回って最もコスパが良かったのがターミナル2の2階部分にあるこのお店でした。周辺にはマクドナルドなどもありますが、夜中に食べるならきっとこういったメニューの方が嬉しいと思います。ただし、備え付けの香辛料が思ったよりもかなり辛かったので、辛いもの好きの方でもそこだけは注意してみてください!

 

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夜中は開いていなかったショッピング施設が朝にオープン

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大型ショッピングモールと言われても納得してしまうような施設が揃っているのがチャンギ国際空港の面白さ。筆者はこれまでいくつかの国の空港を訪れてきましたが、チャンギ空港は規模が大きいだけでなく、「空港らしさ」をあまり感じない面白い空港であると思います。

 

インポートのファストファッションが軒を連ねていたのですが、その中には日本のUNIQLOもありましたよ!セブン-イレブンなどのコンビニもターミナル2にありますし、シンガポールで有名な「ラッフルズホテル」の「Long bar」も空港内でひっそと営業していました。週末に遊びに来ても面白い程各コンテンツが充実していることがこの空港の魅力でもあるかもしれませんね。

 

鯉も泳ぐ大きな庭園まである

 

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世界中から旅客が集まるチャンギ国際空港には、混ざり合った海外の文化を見つけることもできます。各ターミナルの2階部分にはバタフライガーデン、カクタスガーデン(サボテン園)など個性豊かなスペースがある他、メインの階層では大きな大きめのオブジェと庭園を見つけることもできます。

 

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世界各国へ旅行に出かけたり、仕事の関係で日本から中東、東南アジア、ヨーロッパ方面へ移動する方にとってシンガポール・チャンギ国際航空はこれから一度は通る道、現代のシルクロードの最重要スポットとも言えるかもしれません。上手い滞在で快適な時間を過ごしてみてください!

転載元:筆者個人ブログ「世界ナンバーワン!シンガポール・チャンギ空港徹底解剖①

(倉田拓人/Taku)

 

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Takuto Kurata

Takuto Kurata

Manila Branch Manager at PTN Travel Corp,
W.W.J PROJECTを考えた人。2010年、フィリピン・セブで国際協力活動を行う「NGO FEST」を設立。現在は日本3支部体制に広がる。2012年には国際協力のプラットフォーム「UYIC」を設立。2013年8月よりフィリピンの旅行会社に転職しセブ島へ移住、その後マニラ支店設立・同士店長、現在は社会貢献事業を民間で行うためイスタンブールに移住。個人でブログ「20代の海外就職論!」を執筆中。