今月のテーマの生活費。オランダで住むのにかかるお金について、いくつかの項目からご紹介します。意外にヨーロッパでの生活は高くつかない!?(日本円表記は全て、1ユーロ=120円換算で記載しています)

 

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家賃

housing

日本と比べるとオランダの家賃は全般的に高めです。

アムステルダム、ロッテルダム、デン・ハーグ、ユトレヒトなど大きな街だと、中心近くの家賃は1,000ユーロ(12万円)を切ることはほとんどありません。

若い人だと、大体リビング+2-3部屋がついたアパート(1,500〜2,000ユーロ=18〜24万円)を複数人でシェアするというのが多いです。

たまーに、街中のスタジオ(トイレシャワー付きのいわゆるワンルームマンション)で700〜800ユーロ(8.4〜9.6万円)ということもありますが、かなり小さいので、それならシェア広々住んだ方が良さそうという印象。

というかそもそもワンルームの物件は、学生用につくられたものを除くと数に限りがあり、一人には不必要に大きな家を借りるか、複数人でシェアをするというケースがほとんど。

大きな都市から離れると、20-30%くらい家賃が下がるので、どうしても都市部に住みたいという人以外は、少し離れた街でゆったりするのもありです。(それでも一人用の物件は少ないですが…)

ただ、それぞれのアパートは天井が高くスペースもゆったりめに作られてあるので、同じ値段で東京に住むよりは安いです。

ちなみに、中古の住宅市場が発達していることから、20代で家を購入する人も多く、特に住宅市場が落ち込んでいた2,3年前は、借りるより買ってローンを月々払ったほうがだいぶ安いという状態でした。

 

交通費

transport

主な公共交通機関は電車、バス、トラムです。電車は区間がとても長く、ひと区間が2.2ユーロ(約260円)。

僕が住んでいるHilversumという街は、アムステルダムから35km程で電車で20分くらいなのですが、ひと月の定期代は180ユーロ(21,600円)です。

関東だと東京駅-菊名駅間がだいたい同じくらいの距離で、定期代を調べてみると、17,000-20,000円というところでした。大体おんなじくらいですね。

アムステルダムのトラムとバスは同じ会社が運営しており、チケットも共通のものです。1時間券が2.9ユーロ(約350円)で1日券が7.5ユーロ(約900円)程。チャージ式のチケットを使うと、距離で料金が計算されるのでお得です。

 

食費

food

食費については、ヨーロッパの他の国でも言えることかもしれませんが、原則は自炊すれば安くすむものの、外食は高くつきます。

まず外食について。一人1プレートという文化が根づいており、日本のようにいくつか頼んでみんなでシェアという食べ方は、タパスやさんでもない限りあまり見かけません。

普通のレストランで、1プレートが15ユーロ(1,800円)前後、3コースメニューが30ユーロ(3,600円)前後。それに加えて飲み物代となるので、普通のレストランでそこそこ飲み食いすると、一人あたり40-50ユーロ(4,800〜6,000円)くらいになります。日本よりちょい高いくらいですかね。

そして、正直そこそこのレストランで出てくる食事のクオリティは高くないので、日本のチェーンレストランや、ラーメン屋がとても羨ましい…

しかし、自炊となるとかなりお得!オランダは西欧の中で食料品が一番安いとも言われています。ビールやワインなど、比較的軽めのアルコール飲料の値段は日本の半分くらい!オランダに遊びにきた友人が、おみやげに日本だと高いワインをわんさか買って返っていく姿を何度か見てきました。彼らいわく、ものによってはかなり安いらしいです。(僕は詳しくないので残念ながらよくわかりません…)

ちょっと調べたところ、野菜・果物類は大体日本のスーパーの半分くらいの値段のようです。ただ、ひとつひとつの量が多いので、一人暮らしで上手く使わないと余らせてしまうことも。

 

光熱費・通信費

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現在僕が住んでいるところは、光熱費が家賃に含まれている(結構こういう物件あります)ので詳細がわからないのですが、聞いた・調べたところによると、こちらも日本の都市部とほぼ同じくらいの水準のようです。

携帯料金は、SIMのみの契約だと、3-4GBのデータ通信と60分程度の通話がついて大体20〜30ユーロ(2,400〜3,600円)、最新機種込みの2年契約で50ユーロ(6,000円)前後なので、これも日本と同じかちょい安いくらいですかね。

インターネット料金もプランによって30-50ユーロ(3,600-6,000円)程なので同じ水準です。

 

 

ここまでの情報を総合すると、交遊費無しのキチキチ生活でこんな感じでしょうか。所得税は、収入の各レイヤー毎にかかり、大体平均して40%前後。とりあえず2,000ユーロ(24万円)ちょっとグロスで稼いでいれば、ギリ生活もしくは上手く良い条件の家が見つかれば、ちょっと贅沢できるくらい。

 

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ということで、一般的にヨーロッパは物価が高い!という印象がありますが、それはあくまで為替レートの影響や旅行のときの話で、実際に住むと、そこまで日本の都市部と大差ない(またはちょっと安い)ことに気づきます。ただ家賃は大きいですね…

それとよく感じるのが、値段と質の関係がかなり密接にあるため、安くて美味しいお店や、100円ショップのように、いわゆるコスパの高いものというのをみつけるのはなかなか難しいです。

早くその辺がヨーロッパにも進出してほしい!

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Atsushi Yukutake
徳島生まれ香川・千葉育ちの88年世代。24歳のとき転職を機にオランダへ移住。その後オランダで転職を経験し、現在は翻訳者・カメラマンとしてフリーランス活動中。趣味はライブ鑑賞。ウェブサイトはこちら

One thought on “【オランダの生活費】家賃の高さがネックでも食費は自炊で抑えられる!”

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