はい、また音楽フェスの話です。笑

オランダに旅行でいらっしゃる方は美術館、風車、チューリップあたりを目的にされていることが多いと思います。

でも実際この辺って(複数の美術館を訪れなければ)1〜2日あればまぁそこそこ見て回ることができるんです。かつ、色んなウェブサイトや本でこのあたりの情報は紹介されているので、このポストではちょろっとまとめ情報だけお届けして本題のフェスティバルに入りたいと思います。

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ザ・オランダスポット

zaanse-schans-272484_1280まずは風車を見たいなら世界遺産のキンデルダイクに行くのが1番ですが、アムステルダム市内から車で1時間、公共交通機関で2時間とちょっと遠い。

そこでオススメしたいのがザーンセスカンス(上の写真)。こちらはオランダ北部にある観光地で、伝統的なオランダ北部の建築様式が再現された家や風車がコンパクトにまとまっているので特に時間があまり長くとれない人にオススメ。ここならアムステルダム市内からも車で20分、公共交通機関で40分とアクセスも◎。

上記の観光地は複数の風車がまとまっているのですが、実はアムステルダム近辺を普通に歩いていても風車が川沿いに立っているのを見かけます。なので、わざわざ遠出しなくても雰囲気が味わえればいいや(もしくはInstagramにアップしたいだけだからいいや)ということであれば、わざわざ風車を目的として観光地まで行く必要もないかもしれません。

チューリップならキューケンホフ一択ですね。ただここは3〜5月の期間中しか開園していないので要注意。

美術館はアムステルダム市内ならMuseumplein(直訳:美術館広場)というところがあって、ゴッホ美術館や国立美術館などはこの辺に集中しています。ちょっと遠出になりますが、政府機関が集中しているDen Haagには人気の美術館マウリッツハイス美術館があります。

フェスティバル

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そして夏(7,8月)にオランダを訪れる機会のある方は、是非来る前に何かフェスティバルがやっていないかチェックしてみてください。絶対にみつかります。

というのも、オランダの気候を考えると夏以外に野外イベントを開催するのはとても非効率なため、この2ヶ月間にイベントが集中します。そのため、本当に毎週どこかで音楽に限らず色んなフェスティバルが開催されています。(僕は今年3つ行ったんですが、あともう2つくらい行く予定にしています)

ここから音楽フェスティバルに絞った話になりますが、魅力のひとつ目はフェスの多様性です。街中の複数のクラブやライブハウスを使った分散型のフェスもあれば、農場や公園を貸しきって一か所に複数のステージがある一般的なフェスもあり、テーマや雰囲気(ハウスやダブステップのイケイケ系もあれば、レゲエやラウンジのまったり系、アコースティック系などなど)も様々です。

もうひとつが価格。ものによっては結構有名なアーティストが出ているのに完全無料だったりすることもありますが、基本的に1日あたり4000円程度でチケットが買えます。

最後がフェス飯。ひどいひどいと散々な言われ方のオランダの食文化ですが、なぜかフェスになると色んな種類の飲食店が出店していて街中で食べるご飯よりも断然美味しいんです!(フェス効果ももちろんあると思いますが……)

今年これまでに僕が行ったフェスを例にすると、ひとつ目はWelcome to the Future Festivalというテクノがメインのイベントでした。名前の通り、近未来をイメージしたステージやアーティストが多く、会場の装飾もなかなかのもの。

A photo posted by Atsushi Yukutake (@atsyktk) on

もうひとつがフードフェスティバルのAmsterdam Kookt。メインは食べ物なんですが、ステージも2、3個用意されていて音楽のクオリティもなかなかのもの。

このときはThe Cool Questというオランダ出身のヒップホップバンドを目的に行ったんですが、みんなご飯に夢中でステージ前ががら空きだったのでほぼ最前列で楽しむことができました。(しかも入場料無料!)

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最後がLandjuweelという、アムステルダム西部の工業地帯で行われたフェス。これは村を使って行われるフェスなんですが、工業化の中で放っておかれた家や建物をヒッピーがスクワットしてつくった村なので、もう会場から溢れる1960年代のような雰囲気がたまりません。

音楽のジャンル的にはダンス系あり、ビッグバンドあり、ロック、パンクありとごちゃ混ぜですが、出演者もオーディエンスもとにかく音楽を楽しんでる姿を見かけることができます。また、ヒッピー村ということもあってみんな思い思いの格好をしていて、それを見ているだけでも楽しめます。

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フジロックに行ったことがある人であればなんとなくわかると思うんですが、音楽フェスの魅力は音楽も去ることながら、非日常を体験できるところにあります。

そういう意味では会場の装飾やステージ作り、ライブの合間にはさまれたパレードなど、音楽以外の要素がとても重要になってきます。そしてオランダのフェスがうまいなーと思うポイントがそこなんです。

また、年齢層もとても幅広くて、子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで楽しんでいる様子を見ているだけでもとても幸せな気分に浸ることができるので、普段あまりライブに行かないという人でも楽しむことができると自信をもって言えます。

今年の夏も残り僅かですが、是非参考にして頂けると幸いです。

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Atsushi Yukutake
徳島生まれ香川・千葉育ちの88年世代。24歳のとき転職を機にオランダへ移住。その後オランダで転職を経験し、現在は翻訳者・カメラマンとしてフリーランス活動中。趣味はライブ鑑賞。ウェブサイトはこちら