世界各国の観光地を訪れるとほぼ間違いなく存在するツアーに「市内観光」があります。フィリピンは7,000を超える島国であり、主要都市では毎日市内観光ツアーが開催されていますが、今回は筆者在住の首都マニラで行われている市内観光についてご紹介します。

SPONSORED LINK

マニラは大航海時代から世界の歴史に大きく影響を受けてきた都市です。東南アジアの首都の中でも特に国際色が豊かであり、国民の9割以上が英語を理解し生活の中で利用しているとも言われるフィリピンの現状がその裏付けにもなっています。フィリピン全体で見ると、古くはスペイン、近代ではアメリカや日本の占領を受け、文化ではマレー系の中国文化、更に南部にはインドネシアからイスラム教文化も一部入っているという個性豊金国です。

そんな豊かな文化背景を持つフィリピンの首都マニラは、他の国の都市よりも市内観光が面白いと人気です。動きのあるコンテンツではなく、じっくり眺めたり学んだりすることができる観光地が多いので時間を取って回ってみるといいと思います。今回は一般的にマニラ市内観光ツアーとして案内されている主要な観光地をご紹介していきます。

マニラ市内観光のツアーの詳細にについては
現地の日系旅行会社のサイトをご覧下さい。


 

リサール公園

img_2509

リサール公園はマニラで最も広い公園です。フィリピン独立の英雄で、今も1ペソ硬貨に顔が刻まれている程の有名人です。写真の中にある塔はリサールがスペインによって処刑された現場を記念するものであり、このストーリーはマニラのほとんどの方がよく知っています。塔の前には2名の軍人が365日24時間交代制で立っており、いたずらなどを防いでいます。非常に広い公園なので週末になると大勢の家族連れが訪れ、芝の上で座ってご飯を食べるなど日本と同じような光景が見られます。現地のごく普通の生活を垣間見ることもできるスポットです。


 

サン・チャゴ要塞

p1060392

サン・チャゴ要塞は英語で「Fort Santiago」と記載します。こちらも軍事施設であり、第二次世界大戦中には日本軍も利用していたと言います。敷地内には地下牢獄などもあり、悲しい歴史が刻まれた場所でもあります。現在は観光地としてとても有名な場所の一つであり、平和の大切さを学ぶことができる貴重な施設でもあります。私たちも日本人として、戦争が日本にもたらした影響だけではなく、日本が海外にもたらした影響についてもしっかりと学ぶべき部分があると思います。マニラにはこのような「学べる観光地」が多いので友人と連れ立っての旅行だけでなく、一人で旅行にきても良い経験になります。

p1060403

マニラに来たらほとんどの観光客が訪れるような場所であるサン・チャゴ要塞は、異現在は観光用に整備され安全で快適に歴史を学ぶことができます。敷地内には銅像や砲台などがあり、どれもそれぞれに歴史的に意味のある文化財ですのでくれぐれも乱暴に触れたりすることは避けましょう。要塞内は広いのである程度時間を取って観光すると良いですね。マニラの中では特に緑が多い場所でもあるので、体も気持ちもリフレッシュできます。


 

サン・アングスティン教会(世界遺産)

p1060624

サン・アングスティン教会は有名な教会であり、世界遺産にも認定されています。サン・チャゴ要塞などと同じく観光地の「イントラムロス」の中にある教会です。イントラムロスはスペイン語で「壁の中に入る」という意味合いを持っており、スペイン統治時代の要塞の壁が今も地域全体を囲うように建っている貴重な文化的エリアです。サン・アングスティン教会はその中でも特に貴重な歴史的建築物であり、400年以上もその形を変えずに今に至っています。現在はその歴史を知ってもらおうと、教会の敷地内の大半が博物館になっており、フィリピンという国がたどってきた歴史とキリスト教がフィリピン国内に広がった歴史を今に伝えています。

img_2527

輝きを放つ教会の祭壇は、今も祈りの場として数えきれないフィリピンの方々が通い詰める場所になっています。また週末には盛大な結婚式が行われる会場になることもあり、運が良ければ現地の結婚式の様子を見学することもできます。教会はスペイン様式、豪華なシャンデリアはフランス・パリからやってきて、そしてそれをフィリピンの人たちが大切に保存してきたというまさに国際都市マニラらしい教会です。


 

カサ・マニラ

ph_intramuros_0012

写真参照THE SPANISH-THEMED MUSEUM CASA MANILA

カサ・マニラはフィリピンの貴重な文化財を保存しているため、内部の撮影が禁止されています。そのためほとんどの紹介写真が外観のものとなりますが、外観もとてもおしゃれ!スペイン様式の建物をそのまま利用し、周囲は石畳の道になっているので東南アジアとはとても思えない場所で、記念写真にもおすすめのスポットです。中に入ると数百年前のフィリピンの家具や、マニラに住んでいたスペイン人の文化を垣間見ることができる家具や食器などが並んでいます。大きな施設ではありませんが、じっくり見て楽しめるので筆者は個人的におすすめしたい場所です。

バーバラス(ランチ)

img_5409

「バーバラス」はイントラムロス内で最も有名なレストランの一つです。イントラムロスはスペイン時代の歴史的スポットが詰まった場所なので、もちろんバーバラスもスペイン様式の建築物をそのまま利用して営業しています。提供されるのはブッフェのフィリピン料理で、スペインの雰囲気とフィリピンの味を一度に楽しめることが観光客に人気の秘密。夜の時間はフィリピンの民族舞踊も行われるので華やかで楽しいデイナーになります。イントラムロス内には他にスペイン料理レストラン「イルストラード」など、美味しいレストランが他にもいくつかありますので、ある程度滞在日程が確保できる方は何軒か回ってみてもいいかもしれません!

マニラの市内観光のお申し込みは現地の旅行会社で申し込むと日本語ガイドが宿泊ホテルまで送迎車でピックアップに来てくれます。ホテル発着のツアーになるのでとても便利で、安全性もしっかり確保できます。

マニラの市内観光についての詳細はこちらをご覧下さい!


 

その他有名スポット

マニラの市内観光で定番とは言えないものの、ここまでに紹介したスポットと同様に有名な場所を今回は合わせてご紹介します。

マニラ大聖堂

cathedral

画像参照Wikipedia(Manila Cathedral)

マニラ大聖堂もイントラムロス内にある施設です。世界遺産のサン・アングスティン教会と同程度の歴史を持ちますが、自然災害などで度々崩壊してしまった歴史があり、その度に様式が変わってきました。最初は自然素材を多用した建築物だったそうですが、今は石で組まれた重厚な外観が印象的な教会になっています。月曜日は閉鎖されているので注意!夜のライトアップが美しい場所です。


 

アメリカ軍墓地(アメリカンセメンタリー)

img_3347

マニラで戦争の歴史を今に伝える施設の中でも、最も印象に残る景色が広がっているのがアメリカ軍墓地(アメリカンセメンタリー)です。今回ご紹介した施設の中ではリサール公園に次いで大きな敷地の中にぎっしりと並んだ十字架は、この地で確かにあった激戦を今に伝えています。筆者が訪れた日は快晴で、緑・青・そして十字架の白がそれぞれくっきりと印象に残りました。敷地内には戦没者の名前が刻まれた石碑などもあります。


 

モールオブエイシア

img_4719

東南アジア最大級のショッピングモールはマニラ観光で訪れてみたいスポット。あまりにも大きいので全景を撮影することができません!ボーリング場・スケートリンク・ライブ会場・国際会議場も隣接する一大エンターテイメント施設であり、週末は多くの人で賑わいます。モールオブエイシアに訪れる場合には世界各国のファストファッションやスポーツ用品、お土産などをたくさんの選択肢から選ぶことができるので、半日ほど使ってしまうような施設です。


 

今回はマニラの市内観光で訪れるスポットについて現地在住の筆者が詳細にご紹介致しました。歴史的な名所が多いため日本語のガイドをつけての観光が適しており、上の内容を網羅しているのはこのようなツアーですので、現地を訪れることがあれば是非参加してみてください。

マニラ観光に関してご質問があれば筆者まで直接ご連絡頂くこともできますので、ご希望の場合には「manila@ptn.com.ph」までメールでご連絡下さい!

(倉田拓人/Taku)

関連記事

・マニラ観光・旅行!東南アジア最注目都市の楽しみ方

・マニラ・マカティ出張でおすすめのホテル10選!

・マニラ格安ホテルおすすめ5選!

・マカティ格安ホテルおすすめ5選!

The following two tabs change content below.
Takuto Kurata

Takuto Kurata

Manila Branch Manager at PTN Travel Corp,
W.W.J PROJECTを考えた人。2010年、フィリピン・セブで国際協力活動を行う「NGO FEST」を設立。現在は日本3支部体制に広がる。2012年には国際協力のプラットフォーム「UYIC」を設立。2013年8月よりフィリピンの旅行会社に転職しセブ島へ移住、その後マニラ支店設立・同士店長、現在は社会貢献事業を民間で行うためイスタンブールに移住。個人でブログ「20代の海外就職論!」を執筆中。