Selamat siang!スラマッシアン!(こんにちは!)
インドネシア、ジャカルタで人材紹介業を営むタクヤです。
インドネシアでは日本とは全く違ったシステムが多く存在します。今回はインドネシアに住む僕が感じる『これって意味あるのか?』というものや、『ムダなんじゃないの?』というものをご紹介します。

 

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警官が寝転がってスピード防止

インドネシアは渋滞が激しく、交通ルールがメチャクチャな事は何度もお伝えしてきました。特にひどいのが逆走、信号無視、進入禁止への進入、スピードをガンガン出すことです。
しかも車がすれ違うのがギリギリの道ですらスピードを出そうとするんです。歩いているこっちはいつもヒヤヒヤもんです。
そんな彼らが生み出した安全策がタイトルでも紹介した寝転がる警官というものです。
言っている意味が分からないと思いますのでご説明しますと、本当に警官が寝ているというわけではありません。笑

その正体はコチラ↓

インドネシア

分かりますか?道路がボコッと一列膨らんでいますよね。これが噂の警官です。
これはインドネシア語でPolisi Tidur(ポリシー ティドゥール)と呼ばれるものです。

直訳すると先程書いた『寝ている警官』になるんですね。
警官が見ているとスピードを落とすインドネシア人の様子と一列に横たわっている様子をかけ合わせたジョークのような名前です。
これをスピードの出た状態で乗り越えるとすっ飛んでいくので、みんなスピードを落とす仕組みになっています。大通りにはないのですが、一本裏の道に入るといたるところにあり、3~10mおきぐらいに設置されています。

ちなみにこれ、車でそれを乗り越えるとわかるのですが、非常に不愉快です。笑
写真だと小さいふくらみのように感じますが、体感だとかなりの段差です。これが狭い間隔で作られているので車に乗っている側からしたらたまったもんじゃありません。
車やバイクの故障の原因になりそうですが、未だに無くなりません。無くしたらまたスピードを出す輩がまだまだ多いからでしょう。他の方法がいくらでもありそうなんですが・・・。笑

 

 

駐車場にもムダシステムが!

インドネシアの駐車場でよくある光景を一つご紹介。それは入場券を受け取る場面です。
日本であれば自動発券機のボタンを押して、チケットを受け取って、ゲートをくぐる。それだけのことですよね?

しかしインドネシアは違います。
そもそも発券機にボタンがないんです。じゃあどうするのかというと、その目の前にいる係員が詰所で発券ボタンを押してくれるんです。

じゃあ機械いらないじゃん!と声を大にして言いたい!笑
しかも発券ボタンがないから係員のところまで進んだところ、「発券機までバックして」と戻される始末です。何のための発券機なんだか本当に理解できませんね。
また、たまに発券ボタンが付いているのにそれを押してチケットを渡す係員がいることもあります。今度はそのスタッフを雇う必要性が僕には分かりません。

一緒に今の会社を立ち上げた奥村とこれについて話していると、『もしかしたらモールの規模などによっては〇〇人は雇わなければいけないという法律でもあるんじゃないか?』という見解でいつも落ち着きます。笑
確かにそういったお手伝い的な労働者の給料は2万円~3万円くらいなので大した金額ではないですが、人件費をいかに削減するか頭を悩ませる日本人の僕からしたらありえない発券システムでした。
あ、一応最後に補足しておくと全ての駐車場がこうというわけじゃないです。でもよく見かけます。

 

 

高速道路のGTO

インドネシアの高速道路は非常に安く、区間によりますが、80円~200円くらいでかなり便利に使うことができます。
そんな高速は料金所が2種類あるんです。一つは手払いで払う一般用。もう一つが無人のGTOと呼ばれるものです。
今回ムダなものに挙げたいのはこのGTOというシステムです。

インドネシア

なぜムダかといいますと、日本の無線式のETCと違い、手でタッチ式カードをかざすからです。
しかもレシートが出てくるから受け取らなきゃいけないし、レシートの発券がワンテンポ遅い。
インドネシア側は早くて簡単だよ!と銘打っていますが、手払いと手間が何も変わらないんです。
GTOに慣れていない人が使おうとするとそこに列ができてむしろ手間がかかりますし、手渡しより通過が遅い時もあります。

それこそ日本のETCのように通るだけでゲートが開くようにして、なおかつ銀行の預金と直結できるようにすれば意味があるのですが、そうでないため普及率はいま一つなようです。だってみんな手渡しに並んでるもん。笑
普及しない、改善にならないシステムほどムダなものはないのでここにノミネートします。笑

 

 

今日はジャカルタ中心部は入っちゃダメ制度

何度も書いている事ですが、ジャカルタは世界一の渋滞で有名になりました。何とも不名誉な1位です。笑
(→渋滞に関する記事はコチラ

そんなジャカルタの中心部では渋滞時には100m進むのにも30分かかるのが当たり前です。感覚がおかしくなります・・。
その渋滞に頭を悩ませたインドネシア政府が考えた渋滞緩和策をここでご紹介します。

それは車の奇数偶数ナンバー制度です。

仕組みを説明しますと、車のナンバープレートの番号の奇数と偶数でその日通行可能かどうかが変わる仕組みです。

例えばこの記事を公開したのが11月6日なので偶数日です。その日は指定区間は偶数ナンバーの車しか通っちゃいけませんよ。という制度です。
平日のラッシュアワーの朝と夕方が対象なのですが、会社の車はたまったもんじゃありません。『今日は偶数の日だからお客さん周りには車使えないよ!」みたいな。笑
他にも『今日は奇数の日だから〇〇に行けない!明日にしよう。』とか。

しかもこの制度をすり抜けようと色々考える人たちも多いんです。例えばニセモノのナンバープレートを買って日毎に付け替えたり(実際に捕まった例もあります)、車を2台持っている裕福な家からしたら使い分けるだけなのでそもそも交通規制にひっかかりません。
目的が渋滞緩和だったらそんな抜け道できるようなものじゃダメな気がするんですが・・・。

 

ちなみにこの制度は2016年の7月から始まった制度で、その前には他の制度がありました。
そちらは3in1制度といい、ラッシュ時には3人乗せていないと規制区間は通行禁止という法律でした。
これはどこかの国ですでに成功したものを取り入れたそうですが、インドネシアではまったくの無意味。
なぜなら『私が乗って通れるようにしてあげるからお金ちょーだい』という商売(ジョッキーといいます)ができちゃったからです。商売根性たくましいというか抜け穴を探すのがうまいというか・・・笑
おかげで新たな法律に変わったわけですが、今度のも意味があるんだかないんだかわかりません。僕からしたらただただ迷惑です。笑

 

負の面もポジティブにとらえれば・・・

ここ10年くらいで爆発的に車が増えてしまったがゆえに交通システムが追い付いていない国インドネシア。
さんざんこき下ろすかのように書いてきましたが、それも全ては捉えようです。こういった負の面があるからこそ、それを改善するために多くの日系企業が活躍しているのも事実ですし。
今回は交通関連でしたが、インターネットがやっと活発になってきたインドネシアでは日本の一つのシステムやメディアしか持たない小さなIT企業等も設けるチャンスもまだまだいっぱいあるかもしれません。
実際にアメリカでスタートしたUBER(ウーバー)のシステムをそのまんまパクった使ったGOJEKというバイクタクシーアプリがインドネシア国民の間では必需品になりましたし。
→(GOJEKって何?という方はコチラでご紹介

これからこういった交通システムや意味のないものが徐々に変わっていったらインドネシアも今以上に住みやすい国になる・・・かもしれません。笑

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Sampai jumpa! サンパイジュンパ!(ではまた!)

 

Takuya Kato
PT.IJ Terminal (株式会社アイジェイターミナル)
ウェブサイト : http://www.ijterminal.com/
Eメール : katou@ijterminal.com
電話: (+62)21-87784207 / 29840422
※ご質問の際には『W.W.Jを見ました』とご明記ください。
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Takuya
1988年横浜生まれ。現在インドネシア、ジャカルタ在住。 『日本の技術力で新興国の雇用とスキルを底上げしたい』という思いから、インドネシアでの起業を目標に渡航し、IJ Terminalを設立。 Facebookの申請はいつでもどうぞ! https://www.facebook.com/takuya.kato.1988